血便
血便

「お尻から血が出たけれど、病院に行くべき?」と悩まれる方はとても多いです。
当院では、「1度でも出血を確認したら、まずはご相談ください」とお伝えしています。
血便は、身体からの大切なサインです。
「1回だけだから」「すぐに収まったから」と様子を見るのではなく、1度でも確認されたら消化器内科を受診してください。
特に以下の症状を伴う場合は、早急な受診が必要です。
症状がなくても
痛みがなくても、重大な病気が隠れていることがあります。
腹痛を伴う
激しい痛みに限らず、鈍痛や違和感がある場合。
発熱を伴う
腸の炎症などが疑われます。
食事がとれない・食欲減退
消化管全体の不調のサインです。
体重減少
ダイエットをしていないのに体重が減っていく場合は注意が必要です。
出血の量が減ってきている場合は緊急性が高くないこともありますが、量や回数が増えているならすぐに受診が必要です。
基本的には「様子を見て良い出血はない」と考え、便秘の後の切れ痔だと思い込まずに検査をすることが大切です。
血便の原因を正確に特定し、適切な治療を行うためには、大腸の粘膜を直接観察できる「大腸カメラ(大腸内視鏡検査)」が必須です。
女性医師による検査
生理中の検査にも柔軟に対応いたします。
鎮静剤・鎮痛剤の使用
不安や痛みを最大限に抑えた検査を行います。
二酸化炭素(CO2)の生体吸収
おなかの張りを最小限に抑える体制を整えています。
院内下剤体制の完備
自宅での下剤服用が不安な方も、院内で安心して準備が可能です。
抜群のアクセス
駅から徒歩3分(1分)。
お仕事帰りでも気軽に受診・相談いただけます。
「大腸カメラは怖い、恥ずかしい」と感じるのは当然のことです。
当院では患者様の不安に徹底的に寄り添います。
女性患者様への配慮
女性医師・スタッフが対応し、生理中であっても配慮を徹底して検査を行います。
大腸がん罹患率へのアプローチ
現在、女性の大腸がんは非常に増えています。だからこそ、来院いただいたタイミングで「いま受けておきましょう」と優しく背中を押させていただきます。
若い層へのアプローチ
若い世代であっても「潰瘍性大腸炎(UC)」などの慢性疾患が増えています。
「若いから大丈夫」と過信せず、一度確認することが重要です。
医師だけでなく、看護師や受付スタッフが一丸となって患者様をサポートします。
下剤・リカバリーのサポート
院内下剤の進み具合の管理、麻酔点滴の適切な追加などを行います。
事前の食事指導
検査前後の食事や、既往症状に合わせた適切な管理・指導を丁寧に行います。
当院を受診される患者様に見られる血便には、色や状態によっていくつかのパターンがあります。
| 便の種類 | 想定される状態・原因 |
|---|---|
| 真っ赤な便(鮮血便) | 痔による出血のほか、大腸の下部(肛門に近い側)の病気 |
| 粘血便(粘液が混じる) | 潰瘍性大腸炎(UC)などの炎症性腸疾患の疑い |
| 黒色便(タール便) | 胃や十二指腸などの上部消化管、または奥の腸からの出血 |
| 微細な便潜血 | 肉眼では見えない出血(大腸がんやポリープの初期サイン) |
血便の色だけでなく、以下のように「普段の便の形と違う」場合も注意が必要です。
特に便が細くなる症状は、腸の通り道が狭くなっているサインの可能性があります。
細い便(過敏性腸症候群、大腸がん、大腸ポリープなど)
一時的なものはストレスや食生活による「過敏性腸症候群(IBS)」の可能性もありますが、進行した大腸がんや大きなポリープが原因で便の通り道が狭くなっているケースを除外する必要があります。
ころころした便(痙攣性便秘など)
水分が足りない、またはストレスなどで腸が緊張しすぎているときに起こりやすい便の形状です。
水様便(感染性胃腸炎など)
ウイルスや細菌感染、食中毒などが原因で、腸が水分を吸収できずにそのまま排出してしまう状態です。
たかが便秘・下痢と思わず、血便の有無にかかわらず一度大腸内視鏡検査(大腸カメラ)による専門的なチェックをおすすめします。
血便や便の異常から、以下のような消化管の疾患が疑われます。
初診・問診
出血の時期、色、回数、随伴症状(腹痛や体重減少など)を詳しくお伺いします。
事前説明・検査予約
大腸カメラの必要性をご説明し、事前準備(食事や下剤)についてご案内します。
大腸カメラ検査
鎮静剤などを使用し、安全・確実に検査を行います。
結果説明・治療方針決定
当日、画像を見ながら結果を説明し、必要に応じてお薬の処方や専門加療への連携を行います。
健康診断の「便潜血検査」で陽性が出た際、「たかが便潜血」「前も陽性だったから大丈夫」と放置してしまう方がいます。しかし、これは非常に危険です。
無症状でも必ず受診を
初期の大腸がんは痛みがありません。
1回でも陽性なら2次検査(大腸カメラ)は必須
2回のうち1回だけ陽性だった場合でも、スクリーニングの意味を果たすために必ず大腸カメラを受けてください。
誤解されがちな事実
「血便=ピロリ菌」と直接結びつくわけではありませんが、黒い便(タール便)が出ている場合は、ピロリ菌感染による胃潰瘍・十二指腸潰瘍からの出血の可能性があります。
セットで行う意義
ピロリ菌検査(胃カメラなど)と大腸カメラを合わせて行うことで、上部から下部まで消化管全体の「がんリスク」を網羅的にチェックし、予防することができます。
大腸がんや胃がんは、早期に発見すれば切除・治療が十分に可能な病気です。
しかし、初期はほぼ「無症状」で進行します。
健康な時から定期検診(胃カメラ・大腸カメラ)を行うことこそが、がんを未然に防ぐ、あるいは早期発見するための唯一確実な方法です。
消化器内科を受診してください。お尻からの出血であっても、原因が大腸の奥にあるケースが多いため、専門的な内視鏡検査ができる消化器内科が最適です。
絶対に良くないです。
特に大腸がんなどの重大な病気は、初期段階で痛みを伴わないことの方が圧倒的に多いです。
はい、必要です。
たった1回の出血であっても病気のサインの可能性があるため、大腸カメラによる正確な確認を強く推奨いたします。
粘膜の状態を直接目視で確認し、出血点やポリープ、炎症の有無を特定するために、大腸カメラ検査は必須となります。
当院では女性医師が対応いたしますので、恥ずかしさは最小限に抑えられます。
また、鎮静剤・鎮痛剤の使用や、院内で下剤を服用できる体制など、不安を解消するための多くの対応方法をご用意しています。
何日も待つ必要はありません。
1度でもあればそれは身体からのサインですので、すぐにご来院ください。
がんができる場所や進行度によって、「鮮やかな赤」「黒っぽい色」「目に見えない微細な混入(便潜血)」など様々です。
また、便が細くなるなどの形状変化を伴うこともあります。
排便時に水が赤くなるようなときは切れ痔のこともありますが、ご自身で確実に見分けることは非常に難しいです。
最悪の事態(がんなど)を防ぐためにも、大腸カメラでの正確な診断が必要です。
ストレスによって腸の粘膜が荒れたり、過敏になったりすることは大いにあります。
しかし、「ストレスのせいだろう」と自己判断で放置せず、何はともあれ一度受診して検査を受けてください。
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